コンサドーレ札幌北海道後援会(堀達也会長)が28日、札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)に900万円を寄付した。
(北海道新聞より引用)
2007年12月31日月曜日
2007年12月26日水曜日
乳児わいせつ事件 検察が3年6カ月求刑 地裁苫小牧支部
乳児二人にいかがわしい行為をしたとして、強制わいせつと暴行の罪に問われた苫小牧市日新町四、会社員中野幸司被告(35)の初公判が二十五日、札幌地裁苫小牧支部(棚橋哲夫裁判官)であった。中野被告は起訴事実を認め、検察側は「抵抗できない乳児に対する卑劣きわまりない行為」として懲役三年六カ月を求刑した。即日結審し、判決は来年一月八日。
起訴状などによると、中野被告は十月四日午後五時半ごろ、同市のスーパー駐車場で当時生後二カ月の女児のおむつに指を入れて下腹部をなで回した。同十四日午後五時ごろ、同市の商業施設連絡通路で、当時生後二カ月の男児の下腹部をおむつの上からつかんだ。
(北海道新聞より引用)
起訴状などによると、中野被告は十月四日午後五時半ごろ、同市のスーパー駐車場で当時生後二カ月の女児のおむつに指を入れて下腹部をなで回した。同十四日午後五時ごろ、同市の商業施設連絡通路で、当時生後二カ月の男児の下腹部をおむつの上からつかんだ。
(北海道新聞より引用)
2007年12月20日木曜日
優勝グッズ発売 オフィシャルグッズショップ
コンサドーレ・クラブオフィシャルグッズショップ(札幌市中央区南1西2 丸井今井札幌本店南館4階)などで21日から、J2優勝を記念して「優勝記念CHAMPIONグッズ」を発売する。商品はフラッグ(S630円、M1050円、L2940円)、クリアファイルセット(525円)、タオルマフラー(1575円)の3品。
(北海道新聞より引用)
(北海道新聞より引用)
2007年12月14日金曜日
鄭、札幌への完全移籍に前向き
横浜FCから期限付き移籍しているMF鄭が、来季、札幌への完全移籍に前向きな姿勢を見せた。9月中旬から移籍してきた鄭は「このクラブがぼくを温かく迎えてくれたので、すぐとけ込めたし、やっているサッカーも自分のスタイルに合っていた。来年、札幌でやるとすれば完全移籍です」と答えた。この日は強化部に自らの評価を聞きに来た。鄭は12日に横浜に帰り、横浜FCとの話し合いを持つ予定。
(北海道新聞より引用)
(北海道新聞より引用)
2007年12月13日木曜日
DC旭川が連覇、全国大会出場へ フットサル道大会
フットサルの第13回全日本選手権道地域大会は8、9の両日、苫小牧市総合体育館で予選リーグと決勝トーナメントを行い、DC旭川が決勝でコリーダ・デ・トロス(札幌)を6-3で下し、2連覇を達成した。決勝に進んだ両チームは来年2月29日から神戸市などで行われる全日本選手権に出場する。
(北海道新聞より引用)
(北海道新聞より引用)
2007年12月12日水曜日
DC旭川が連覇、全国大会出場へ フットサル道大会
フットサルの第13回全日本選手権道地域大会は8、9の両日、苫小牧市総合体育館で予選リーグと決勝トーナメントを行い、DC旭川が決勝でコリーダ・デ・トロス(札幌)を6-3で下し、2連覇を達成した。決勝に進んだ両チームは来年2月29日から神戸市などで行われる全日本選手権に出場する。
(北海道新聞より引用)
(北海道新聞より引用)
2007年12月10日月曜日
保証金制度を廃止 石屋製菓 総額1億円、販売店に返還
石屋製菓(札幌)の島田俊平社長は五日、販売店との間で結んでいた保証金制度を原則廃止する方針を明らかにした。販売契約を結ぶ際、商品代金が回収できなくなった場合に備える名目で、全四百店のうち九割の店から預かっていた。総額は一億円で、十一月上旬に全額を返還したという。
保証金制度は業務効率化の一環として二○○二年、同社が卸売会社との取引を全廃し、小売店への直接販売方式に改めた際に導入された。販売店は「特約店」と呼ばれ、契約した時期などにより、預ける金額などは必ずしも一定でなかったという。
島田社長は、「契約前の調査をしたうえに、重ねて保証金を預かる意義は薄い」と説明。また、八月下旬に発足した新経営陣のもとで社内体制を見直した結果、「制度自体が分かりづらい」との声も社内外から出ていた。
札幌市内の特約店経営者は今回の廃止措置について、「誠意を示してもらった」と受け止める。
衛生管理体制が整ったとして十一月に操業を再開した石屋製菓は「この三カ月、特約店に迷惑をかけた。今後は互いの信頼をいっそう積み上げていければ」(広報室)としている。
(北海道新聞より引用)
保証金制度は業務効率化の一環として二○○二年、同社が卸売会社との取引を全廃し、小売店への直接販売方式に改めた際に導入された。販売店は「特約店」と呼ばれ、契約した時期などにより、預ける金額などは必ずしも一定でなかったという。
島田社長は、「契約前の調査をしたうえに、重ねて保証金を預かる意義は薄い」と説明。また、八月下旬に発足した新経営陣のもとで社内体制を見直した結果、「制度自体が分かりづらい」との声も社内外から出ていた。
札幌市内の特約店経営者は今回の廃止措置について、「誠意を示してもらった」と受け止める。
衛生管理体制が整ったとして十一月に操業を再開した石屋製菓は「この三カ月、特約店に迷惑をかけた。今後は互いの信頼をいっそう積み上げていければ」(広報室)としている。
(北海道新聞より引用)
2007年12月9日日曜日
弁論全国大会で最高賞 藤女高・二木さん 「感謝のバトン だれかに」
藤女子高三年の二木緑葉(あおば)さん(18)=石狩市花川=が第五十二回文部科学大臣杯全国青年弁論大会(日本弁論連盟主催)で、最高賞の文部科学大臣杯を受賞した。道内の高校生では八年ぶり三人目の快挙だ。
大会は十一月二十四日に福岡県久留米市で開かれ、全国各地の予選を通過した四十七人が出場した。
二木さんの演題は「感謝のバトン」。広島に投下された原爆の爆心地から二キロの場所にあった「被爆ピアノ」によるコンサートなど、中学時代から取り組んだ社会活動での葛藤(かっとう)がテーマ。寄せられた善意に「お返しをしなくては」と悩んだ末、「感謝は巡るもの。(直接でなくても)別のだれかに感謝のバトンを渡せばいい」と気付いた心の動きを発表した。
中学時代から英語のスピーチに取り組んできた二木さんは高校一年の時、校内に張られたポスターを見て札幌の弁論大会に出場し、入賞した。藤女子高には弁論部がないため、当時、北海高弁論部顧問だった日本弁論連盟の新田修副会長(63)の誘いを受け、同校弁論部と一緒に練習するようになった。「先生方や他校の友達にいつも感謝していた」という二木さんは、高文連の石狩支部や全道の弁論大会のテーマが「感謝」だったことで、発表内容に「より思いが込められた」と振り返る。
今大会で審査委員長を務めた新田副会長は「表情や姿勢、声の抑揚など芸術に近く、誠実な人間性が出た。自校の生徒と同じようにうれしい」と喜ぶ。二木さんは「北海高で自分がしてもらったように、機会があれば、後輩の練習をみてあげたい」と話している。
(北海道新聞より引用)
大会は十一月二十四日に福岡県久留米市で開かれ、全国各地の予選を通過した四十七人が出場した。
二木さんの演題は「感謝のバトン」。広島に投下された原爆の爆心地から二キロの場所にあった「被爆ピアノ」によるコンサートなど、中学時代から取り組んだ社会活動での葛藤(かっとう)がテーマ。寄せられた善意に「お返しをしなくては」と悩んだ末、「感謝は巡るもの。(直接でなくても)別のだれかに感謝のバトンを渡せばいい」と気付いた心の動きを発表した。
中学時代から英語のスピーチに取り組んできた二木さんは高校一年の時、校内に張られたポスターを見て札幌の弁論大会に出場し、入賞した。藤女子高には弁論部がないため、当時、北海高弁論部顧問だった日本弁論連盟の新田修副会長(63)の誘いを受け、同校弁論部と一緒に練習するようになった。「先生方や他校の友達にいつも感謝していた」という二木さんは、高文連の石狩支部や全道の弁論大会のテーマが「感謝」だったことで、発表内容に「より思いが込められた」と振り返る。
今大会で審査委員長を務めた新田副会長は「表情や姿勢、声の抑揚など芸術に近く、誠実な人間性が出た。自校の生徒と同じようにうれしい」と喜ぶ。二木さんは「北海高で自分がしてもらったように、機会があれば、後輩の練習をみてあげたい」と話している。
(北海道新聞より引用)
2007年12月8日土曜日
ラーメン、お湯かけてチン 札幌のメーカー発売 鍋なくても調理
食品製造の「ときめいく」(札幌、秋村満社長)は、鍋がなくても調理できるラーメン「黄色い恋人たち」を発売した。乾めんと生めんの二種類あるが、いずれも、中身を入れた丼にお湯を注ぎ、電子レンジで二分五十秒加熱すれば食べられる。
めんは道産小麦を原料とし、かんすいは使っていない。カボチャとトウモロコシをめんに練り込んで黄色を出し、サケ皮由来のコラーゲンで歯応えやのどごしを調節。材料の配合比率の工夫で「鍋不要」の商品を実現した。
商品名は、販売再開されたばかりの北海道土産の定番「白い恋人」に便乗したわけではなく、秋村社長が学生時代、ラーメンを「恋人」と呼んでいたことにちなんだもの。一九九八年に商標登録済みという。
観光土産や、関西圏の量販店を中心に売り込む考え。乾めんが三食入り九百四十五円、生めんが一食二百九十五円。
問い合わせは同社(電)011・855・0055へ
(北海道新聞より引用)
めんは道産小麦を原料とし、かんすいは使っていない。カボチャとトウモロコシをめんに練り込んで黄色を出し、サケ皮由来のコラーゲンで歯応えやのどごしを調節。材料の配合比率の工夫で「鍋不要」の商品を実現した。
商品名は、販売再開されたばかりの北海道土産の定番「白い恋人」に便乗したわけではなく、秋村社長が学生時代、ラーメンを「恋人」と呼んでいたことにちなんだもの。一九九八年に商標登録済みという。
観光土産や、関西圏の量販店を中心に売り込む考え。乾めんが三食入り九百四十五円、生めんが一食二百九十五円。
問い合わせは同社(電)011・855・0055へ
(北海道新聞より引用)
2007年12月7日金曜日
幸運の女神が道庁訪問
年末ジャンボ宝くじをPRするため宝くじ「幸運の女神」が道庁を訪れました。道庁を訪れたのは宝くじ「幸運の女神」の杉本梨早さんで、出迎えた江本知事室長が購入した宝くじを手渡し、PRしました。宝くじの収益金は年間およそ97億円ほどが道に還元されていています。信号や道路標識、それに交通安全施設の整備や、森林の整備事業に使われていて財政難の道にとっても貴重な財源です。年末ジャンボ宝くじは1等2億円が74本、2等1億円が222本で、来月21日まで販売されます。
2007年12月6日木曜日
タクシーに当て逃げで逮捕
苫小牧で乗用車を運転中タクシーに衝突し、逃げていた男が逮捕されました。逮捕されたのは苫小牧市の運転手・笹村泰弘容疑者です。笹村容疑者はきのう午前4時前、苫小牧市矢代町で乗用車を運転中、対向車線にはみ出し、前から来たタクシーと正面衝突しました。その後、笹村容疑者は乗用車を残して徒歩で逃げた疑いです。衝突されたタクシーの運転手・坂井由則さんは足や肋骨の骨を折るなどの大ケガをしました。調べに対し笹村容疑者は容疑を認めていて、「運転免許が無くなると思い怖くなって逃げた」と話しているということです。
2007年12月5日水曜日
札幌市で精神疾患を理由に休職する職員が急増
官・民を問わず、「心の病」で職場を休職するケースが増えている。かつては鬱病に罹患したことを職場で明らかにすることは、はばかられたが、そうした傾向は次第に改善されつつある。 札幌市でも精神疾患を理由に休務、休職する職員が年々増えている。休務は連続して30日以内職場を休むこと、それ以上の期間は休職となり、最長3年まで認められている。 06年度中の休務者(休職者を含む)は延べ394人で、そのうち精神疾患による休務者数は延べ173人だった。07年4月1日現在の職員数は1万4,672人。 97年度まで増減を繰り返していた精神疾患による休務者数は、98年度から増加に転じた。 98年度の精神疾患による休務者数は延べ47人(休務者総数の9.4%)、99年度は延べ56人(同12.3%)、00年度は延べ79人(同16.3%)、01年度は延べ89人(同19.8%)、02年度は延べ106人(同22.3%)、03年度は延べ110人(同25.3%)、04年度は延べ155人(同38.1%)、05年度は延べ172人(同39.9%)、06年度は延べ173人(同45.4%)。 98年度以降の休務者総数に大きな変化はないが、06年度は休務者の半数近くが精神疾患となっている。 06年度の精神疾患による休務者の内訳は鬱(鬱病、躁鬱病、抑鬱状態、鬱状態、不安抑鬱状態)が最多で全体の79.8%を占めた。以下、不安神経症・不安障害5.2%、適応障害3.4%、アルコール依存症2.9%、心因反応2.3%、自律神経失調症2.3%、統合失調症1.2%、神経衰弱状態1.2%、その他1.7%の順だった。 職種別では職員数の多い事務職職員が多く、技術職と現業職(用務、清掃業務など)の職員が増える傾向にあるという。 年齢別の精神疾患による休務者は、35~39歳が26人(1.69%)、25~29歳が23人(1.66%)、30~34歳が22人(1.40%)で、男性は40歳代、女性は20代後半から30代前半が多かった。 札幌市健康管理課は職員の精神疾患が増加することについて「社会的にも『心の病』に罹る人が多くなっていることと、鬱の啓発で職員の意識が高まったことが要因」とみている。 市は、メンタルヘルス対策として啓発活動(研修、広報誌配布など)、悩みごと相談、職場復帰支援を行っている。今年度は新たに専任の精神科産業医を配置した。配置前は行政業務に従事する健康管理スタッフが兼任していたため、迅速な対応をすることが難しい面もあった。 職場への復帰支援として、市は04年度からリハビリの一環となる「慣らし勤務」を実施している。出勤時間、勤務時間、職務内容を主治医と相談のもとで調整し、職員の理解を得て、円滑な職場復帰を支援する。「慣らし勤務」は04年度が29人、05年度が53人、06年度が101人と増加している。
2007年11月7日水曜日
放火殺人「葬儀よろしく頼む」
隣に住む男の家から遺書とみられる「書き置き」がみつかりました。奈井江町で起きた放火殺人事件で死亡した男が自宅に「葬儀よろしく頼む」と書き置きを残していたことがわかりました。警察は、男が自殺を図ろうと火をつけたとみて調べています。これは、おととい奈井江町の高子今朝雄さん宅が全焼し、中から妻の房子さんと見られる女性と男の遺体がみつかった事件です。その後の調べで男は高子さん宅の隣に住む中山幸雄容疑者とわかりました。警察はきのうに引き続き中山容疑者宅を家宅捜索して調べていますが押収されたカレンダーに「葬儀よろしく頼む」といった内容の書き置きが残っていたということです。書き置きは中山容疑者の息子にあてたものとみられ、警察は中山容疑者が高子さん一家を巻き添えに自殺を図ったとみて調べています。
2007年11月1日木曜日
疑惑の空母"キティホークが入港
疑惑の空母が北海道にやってきました。室蘭港にアメリカ海軍の空母「キティホーク」が入港しました。自衛隊の補給燃料をイラク戦争に転用した疑いがもたれている中での入港です。けさ8時、室蘭港に姿をあらわしたキティホーク。室蘭への入港は、小樽港に続いて道内では2か所目です。セレモニーでは、餅つきが披露されるなど歓迎ムードに包まれました。(第7艦隊司令リチャードレン少将)「我々の帰港の目的は友好親善のためだ」「友好と親善」を掲げますが、キティホークの本当の姿は数々の実戦に参加してきたアメリカ軍の象徴です。(工藤記者)「飛行甲板にはヘリや戦闘機が並んでいます」キティホークに搭載されている戦闘機や爆撃機は70機。イラク戦争の際には、空爆作戦の拠点となりました。このイラク戦争を巡って重大な疑惑が浮上しています。キティホークは、インド洋上で自衛隊から間接的に燃料の補給を受けイラク作戦に転用していた疑いです。しかし、アメリカ海軍の司令官はー。(第7艦隊司令リチャードレン少将)「(アメリカ政府は)補給燃料の使用を詳しく調べたところ、アフガン作戦に使用していてイラク作戦への転用はない」アメリカ側は否定していますが、完全には払拭さない疑惑ー。キティホークは30日まで室蘭港に停泊します。
2007年10月31日水曜日
田中社長らをひき肉偽装で逮捕
偽装の発覚から4か月ー。食への信頼を裏切ったひき肉偽装事件で、ついに逮捕者です。警察は、ミートホープの田中社長ら幹部4人を逮捕しました。中継です。横内さん!(横内記者)「社長の田中容疑者らが取り調べを受けている札幌市西区の道警・琴似庁舎です。偽装の発覚から4ヵ月、警察は138トンもの偽装を立件しました」(小林記者)「田中容疑者が自宅から出てきました」捜査員とともにカメラの前に姿を見せたミートホープの社長・田中稔容疑者。偽装の発覚から4ヵ月での逮捕となりました。事件の舞台は、ひき肉を作っていた工場ー。偽装が見つかったのは、私たちの食卓にあがるコロッケでした。ミートホープでは、豚肉や鶏肉などを混ぜたひき肉を「牛100パーセント」と偽って取引業者に販売した疑いがもたれています。警察では、「偽装」は田中容疑者ら幹部が指示していたと判断して、逮捕に踏み切りました。警察は田中容疑者を苫小牧市の自宅で逮捕、取り調べのために身柄を札幌に移しました。(警察の会見)「不正競争防止法違反の疑いで通常逮捕しました」田中容疑者とともに逮捕されたのは、ミートホープの2人の工場長、そして三男で専務の恵人容疑者でした。偽装したひき肉は138トン・販売価格は6500万円で、17の取引会社に販売していました。(取引先の管理部長)「知らなかったとは言え、牛肉の入っていないコロッケを売ってしまったことは申し訳なく思う」破産手続きに入っているミートホープー、解雇された元従業員の1人は、再就職の面接に向かう前に取材に答えてくれました。(元従業員)「なかなか見つからない。あう仕事がなくて苦労している。お金があるんだったら従業員に分けて欲しい」(横内記者)「取材に応じてくれた元従業員からは、怒り、そしてもうかかわりたくない、という声が聞かれました。田中容疑者ら4人はいずれも容疑を認めているということです」
2007年10月24日水曜日
マナーの向上を呼びかけ
自転車事事故の防止を目指して、警察や関係団体などが、街頭で自転車の利用者にマナーの向上を呼びかけました。この街頭啓発は、自転車事故の防止と走行マナーの向上を目指して、警察と市民が、連携して行いました。警察官たちは、自転車の利用者にチラシを配って歩行者への注意など、自転車の走行マナーを指導しました。道警によりますと、自転車と乗用車の事故は今年に入ってから先月末現在で、2737件起きていて、去年の同じ時期よりも6人多い15人が死亡しています。また、警察には、自転車に関する苦情が多く寄せられているということです
2007年10月17日水曜日
母親殺害の長男を精神鑑定へ
先月、滝川市の住宅で母親を殺害したとして逮捕・送検された男の精神状態などを調べるため検察はきょう、男を病院に入院させる鑑定留置の措置をとりました。鑑定留置の措置がとられたのは滝川市に住む下山正義容疑者(38歳)です。正義容疑者は先月、滝川市の自宅で母親の洋子さんの頭をバーベルの持ち手で殴り殺害した疑いです。検察は正義容疑者が意味不明な供述をしていることなどから裁判所に鑑定留置を請求していました。鑑定留置は2か月間でそのあいだ検察は正義容疑者の精神状態などを調べることにしています。
2007年10月13日土曜日
観光客最下位、檜山を売り込め!
道内には、14の支庁がありますが、最も観光客が訪れるところはわかりますか?それは、こちら札幌のある石狩支庁で年間2千338万人ー。続いて、小樽のある後志支庁、そして、旭山動物園のある上川支庁がベスト3となっています。一方で、5年間にわたり最下位というのが檜山支庁の133万人です。きょう、この檜山の人たちが、観光客を呼び込もうとその魅力をアピールしました。(遊佐記者)「その檜山支庁ですが、江差やせたななど7つの町で構成されています。札幌のまちの人にとって印象はどうなのでしょうか」(女性)「観光地があるかわからないので行かない」(男性)「他に行きたい所たくさんあるから」観光客が道内一少ない檜山支庁ー。汚名を返上しようと旅行代理店などを集め、札幌で、檜山の豊かな自然と海の幸を紹介しました。(奥尻町役場・満島章さん)「殻を割ってウニ剥き体験も一緒にできるような内容も」そして、参加者に振舞われたのが郷土料理です。道南の正月料理のひとつ、くじら汁ー。そして、今金町特産のダンシャクイモなどですでに地元の旅館でも提供されています。会場に来た旅行関係者に檜山観光の可能性を予想してもらいました。(北海道ウオーカー担当者・阿部博明さん)「はみ出るくらいの感じでのびると思いますよ。食べ物ではまだまだ隠れた名産品があるんだなと発見がありました」(ツアー企画担当・高山遥さん)「、まっすぐ安定するのでは」しかし、まだ課題もあるようです。(旅行関係者)「やっぱりPR不足」「檜山っていったらこういうイメージというのがあれば」(道檜山支庁・小林靖幸さん)「PRの仕方があまり十分でなかったので良さを知ってもらう取り組みを重ねたい」観光客数最低を記録し続ける檜山支庁ー、今後は魅力をどこまで伝えられるかにかかっているようです。
2007年10月6日土曜日
道警がスクールサポーター導入
少年非行やいじめなど、学校で起きる問題の解決を支援しようと、道警がスクールサポーター制度をスタートさせました。スクールサポーターに任命された道警のOB2人は、今後教師と一緒に生徒指導を行ったり、学校に出向いて防犯活動を行うことにしています。
2007年10月1日月曜日
女性死亡で長男の身柄を確保
滝川市の住宅で女性の遺体が見つかりました。警察は、行方不明になっていた38歳の長男の身柄を確保し、事件に関与しているとみて事情を聞く方針です。午後2時、滝川市内の小学校ー、児童が教員や保護者に付き添われて集団下校しました。1キロほど離れた住宅で殺人事件があったためです。午前6時半すぎ、近所の人からの通報をうけた警察がかけつけたところ、1階の居間で、頭から血を流した女性の遺体が見つかりました。死亡していたのは下山洋子さん(59歳)。頭にはバーベルの持ち手で殴られたようなあとが数か所ありました。(近所の人)「祖父の遺影を壊したり考えられない行動をとっていた」事件の直後から下山さんの38歳の長男が行方不明になっていました。行方を捜していた警察に、目撃情報が寄せられました。(小林記者)「事件後、行方不明になっていた38歳の長男は公園のこちらのベンチに座っていたところを発見、通報されました」午後3時前、滝川から50キロ離れた岩見沢市内の公園にいる長男を見つけた近くの保育園から通報がありました。長男は自転車で移動してきたと見られています。下山さんは長男と2人暮らしでした。自宅で暴れる長男に悩んでいることを、周囲にも相談していました。(近所の人)「モノを壊したりする行動に出てきたので被害が出たら困る、と」「(下山さんは)優しい人で誰からも好かれる人」下山さんは警察に長男の行動について何度か相談したことがあったといいます。警察では、長男が事件に関わっている可能性が高いとみて、長男から詳しく事情を聞く方針です。
2007年9月29日土曜日
大雪高原沼、紅葉が見頃
鮮やかな紅葉の映像が届きました。今、大雪山系の山々は紅葉真っ盛りで見頃を迎えています。大雪高原沼では今、紅葉の見頃を迎えようとしています。きのうは好天に恵まれたこともあって、1000人を越える観光客が訪れました。大雪高原沼の紅葉は、大小様々ある沼の水面に、赤や黄色に色づいた樹木が映し出され、絵画のような色彩豊かな風景が広がる事でも知られています。大雪高原沼の紅葉は、今週いっぱいが見頃です。
2007年9月28日金曜日
揺らぐ"北海道ブランド"
食の安全を脅かす問題が相次いだことを受けて東京のデパートでは、「北海道物産展」の売れ行きが落ち込んでいます。道内の関係者には、危機感が強まっています。札幌市内のホテル。食の安全・安心についてのセミナーが開かれました。(山内記者)「セミナーの会場、主催者は当初200人程度を想定、400人以上入る会場はほぼ満席」(食品加工)(Q.相次いだ食品不祥事について)ついうっかりということはこれまであったがやる気でやると犯罪行為。そのような事があって驚いた」このセミナーを主催したのは、食の安全・安心を重点に掲げる道、そして、石屋製菓の再建を全面的に支援する北洋銀行。セミナーでは、道の担当者が石屋製菓などの不祥事を例にあげ、食品表示やJAS法、衛生管理のポイントなどを解説しました。しかし、これだけで会場が満席になるはずがはずがありません。(池袋東武百貨店・内田勝規さん)「どうもこんにちは、元気がないような感じがする」あいさつしたのは東京の東武デパートで北海道物産展を企画している内田さんです。北海道での食品不祥事が相次いだためかきのうからはじまった北海道物産展は、売り上げが去年よりも13%落ちこんだといいます。(池袋東武百貨店・内田勝規さん)「(Q.石屋製菓の不祥事について)道外の消費者が受けた(不祥事の)印象は道内よりも深いかもしれない」「"白い恋人を誰かに贈るか"と聞くと皆、無言になってしまう」先週、札幌で開かれた食品メーカーとの商談会にも訪れた内田さん。北海道の食品業界にこう、苦言を呈しました。(池袋東武百貨店・内田勝規さん)「まだまだ北海道は、"なあなあ"の部分がある。顧客の目線からみると工場の設備がだめなところはかなりある」「北海道のブランドはどんどん進化してステップアップすることを期待します」内田さんは、フォローすることも忘れませんでした。(食品製造)「いま北海道でおきている様々な食の問題に対関しては自分たちも気を引き締めたい」不祥事からの信頼回復は北海道の食品業界全体の課題なのだと、改めて感じました。
2007年9月27日木曜日
◆“八百長”に道議会は猛反発
八百長議会!道議会が、そう決めつけられました。前の鳥取県知事から厳しい指摘を受けた道議会。いったいどこが「八百長」というのでしょうか。きょうから一般質問が始まった道議会ー。その議会にきつい一言が浴びせられました。(片山善博前鳥取県知事)「ほとんどの自治体の議会は八百長と学芸会。一番ひどいのは北海道。北海道議会は本当にひどい。惨澹たるもの」発言したのは、「改革派知事」として知られた片山前鳥取県知事です。片山さんが問題にしているのは、議員と道側が、「意見交換」と称し答弁を事前にすりあわせることです。(野口記者)「これがきょうの議会の質問と答弁の一部です。この筋書きに沿って議事は進みます」例えば、きょうの議会での質疑です。画面下は、道が事前に作った答弁書です。(道見重信氏)「停止に至った原因は何か、放射能漏れの心配はないか、道はどのように対応するのか?」これに対する高橋知事の答弁。(高橋はるみ知事)「2基の非常用発電機は電気系統の施設として設置されたもので放射性物質に係る施設とは関係なく、北電からは放射性物質の放出はないとの報告を受けてる」ほぼ答弁書の通り、質疑は進みました。片山前知事が「シナリオ通りの学芸会」と批判する所以です。(自民党・道民会議:布川義治幹事長)「(片山前知事が)道議会を見て調べたのであればわかるが、我々に対する侮辱だ」(民主党・道民連合:池本柳次幹事長)「皆の持ち時間の中で有効に地域のことや道政全般を議論している。学芸会と呼ばれるのは心外」て鳥取県議会を「参考にしたい」と語っていた高橋知事はー。(高橋はるみ知事)「今回の片山前知事の発言は不愉快。一定の意見交換は必要だと思う」日本で一番ひどいと名指しされた道議会ー。各会派は、議長名で抗議文を出すことも検討しています
2007年9月26日水曜日
飲酒運転30人を検挙
飲酒運転の罰則強化を受けて、きのう深夜から未明にかけ道内でも飲酒運転の一斉取り締まりが行われ、飲酒に絡む違反30件が検挙されました。飲酒運転の一斉取り締まりはきのう午後10時からきょうの早朝まで、道内の147か所で行われ、のべ1000人以上の警察官が動員されました。この結果、道内では飲酒運転違反が29件、飲酒検知拒否が1件を含む、あわせて126件の違反が検挙されました。きのうから施行された「改正道路交通法」では飲酒運転の罰則がより厳しくなった他、酒を飲んでいることを知りながら依頼してクルマに乗せてもらった同乗者も罰せられます。
2007年9月24日月曜日
新幹線ツアー絵日記展
北海道新幹線の札幌延伸を願って行われた「新幹線体験ツアー」に参加した小学生の絵日記展が開かれています。新幹線体験ツアーは、北海道新幹線の札幌延伸の必要性を子供達に理解してもらおうと企画されました。体験ツアーには道内の小学5、6年生80人が参加し、在来線と新幹線を乗り継ぎ仙台まで行くもので7月14日から16日の日程で行われました。会場には参加した小学生による絵日記が展示され、新幹線に乗った感想や工事現場を見学した時に感じたことが、絵日記で描かれ新幹線札幌延伸の早期実現を訴えていました。
2007年9月22日土曜日
高校生暴行死「2年前からいじめ」
事件の背景には日常的ないじめがありました。函館で先月、高校生が集団で暴行を受け死亡した事件で元同級生の少年ら2人が2年前から死亡した高校生に対し暴行を加えたり、金を要求していたことがわかりました。これは先月26日、函館の高校3年生佐藤智也さん(当時18歳)が集団で暴行を受け死亡した事件で中学時代の同級生ら15歳から19歳の少年7人が傷害致死の疑いで逮捕されました。その後の調べで、逮捕された元同級生の少年ら2人が2年前から佐藤さんに金を要求したり、暴行を加えるなどいじめを行なっていたことがわかりました。事件当日も、金を要求し、佐藤さんがこれに応じなかった為この元同級生が主導し集団暴行へ発展したとみられています。検察は、刑事処分が相当という意見をつけて、きょう午前、7人全員の身柄を家庭裁判所に送りました。
2007年9月15日土曜日
残留農薬基準超えのカボチャ出荷
JA新はこだて農協が、基準値を超えた残留農薬の含まれた可能性があるカボチャを誤って出荷していた事が分かりました。JA新はこだて農協によりますと、自主的に行なった検査の結果、厚沢部町で採取されたカボチャ1検体から国の基準値を上回る残留農薬「ヘプタクロル」が検出され、農協では検査の結果が出る前に、この畑のカボチャ、およそ12トン1216ケースを誤って出荷したということです。出荷先は関西方面と愛知県で現在、回収作業を進めています。農協では健康に対する影響はないと話しています。
2007年9月5日水曜日
郵便局長が詐欺で送検
札幌の前の郵便局長が、およそ300万円を騙し取ったとして、書類送検されました。書類送検されたのは、札幌中央市場郵便局の小西勉前局長(53歳)です。日本郵政公社北海道支社によりますと小西前局長は、2002年から今年6月までの間に、家族などを非常勤職員として雇ったと偽り、その賃金、およそ301万円を騙し取った疑いです。小西前局長は、受け取った金を飲食費に使っていました。日本郵政公社は、先月10日付けで小西局長を懲戒免職にしています。
2007年8月28日火曜日
大型トレーラーと衝突 2人死傷
昨夜、黒松内町で大型トレーラーとトラックが衝突して一人が死亡、一人が重傷となっています。事故があったのは、黒松内町大成の国道37号です。きのう午後9時ころ、伊達方向から函館方向にむかって走行していた大型トレーラーが、対向車線にはみだし、前から来たトラックと正面衝突しました。この事故でトラックを運転していた森町の、石田紀世美さんが全身を強く打ってまもなく死亡、大型トレーラーを運転していた男性が、内臓を強くうつ大怪我をしました。現場は見通しのよい直線で、警察では大型トレーラーの運転手の身元の確認を急ぐとともに、対向車線をはみ出した原因を調べています。
2007年8月25日土曜日
不明の高校生、遺体で発見
北斗市の海岸で21日、海水浴中に溺れて、行方がわからなくなっていた高校生がきのう遺体で見つかりました。遺体で見つかったのは、函館大谷高校1年の木下翔太さんで、溺れた場所から400メートル程離れた海中で、捜索中のダイバーに発見されました。
2007年8月17日金曜日
2007年8月13日月曜日
泊原発3号機でトイレットペーパー焼く
不審火の再発防止策をとって工事を再開したばかりの北電泊原発3号機でけさ、トイレットペーパーにこげた跡がみつかりました。北電によりますと、けさ、泊原発3号機の屋外に設置された仮設トイレでトイレットペーパーにこげた跡があるのがみつかりました。泊原発では、不審火の再発防止の監視体制などを強化して3日から、工事を再開したばかりでした。
2007年8月11日土曜日
千歳基地で航空祭
航空自衛隊千歳基地では毎年恒例の「航空祭」が開かれ、ブルーインパルスの曲技飛行などを見ようと多くの観客が訪れました。今年基地開庁50周年を迎えた航空自衛隊千歳基地で行われた航空祭、会場にはおよそ8万人の観客が訪れました。基地では航空機などの展示も行われましたが、中でも最大の呼び物は航空自衛隊唯一のアクロバットチーム「ブルーインパルス」6機による曲技飛行です。きのうは曇り空で見通しが悪く宙返りや垂直上昇などの曲技飛行は制限されましたが、それでも観客たちはパイロットの見事な操縦技術を目の当たりにして、大きな歓声を上げていました。
2007年8月8日水曜日
スーパーに巨大シェルター
大地震などの災害時に救護場所や支援物資の配給センターとして活用できる巨大は風船でできたシェルターが札幌市内のショッピングセンターに配備されました。バルーンシェルターは、80人が横になれるスペースがあります。防水性にも優れ、40分ほどで設置出来ることから、2004年の新潟県中越地震でも被災者の避難スペースとして活用されました。
2007年8月7日火曜日
ガソリンまた値上がり
原油価格の高騰が原因でガソリンがまた値上がりします。きょうはかけこみでガソリンを入れる人もいて夏休みの行楽シーズンを直撃しそうです。札幌市内のガソリンスタンドです。(磯田記者)「こちらではレギュラーガソリンを1リットル137円で販売していますがあす8月1日からさらに値上げすることを決めました」レギュラーガソリンの価格の推移です。ここ数年値上がり傾向にあるガソリンは去年9月に143円を突破、その後128円台にいったんは下がりましたが、今月は139円、あすからは140円を超え過去最高になることも予想されます。あすからの値上げを知ってかけこみで入れに来るお客さんもいました。(お客さん)「私は知らなかったんですけど主人から聞いてきょうのうちに入れておこうと。困りますね・・・」(プラザ25営業所・木村孝司さん)「学校も夏休みに入って家族で出かける時期なので、私たちとしても値上げしたくない時期。夕方から夜にかけて駆け込みの給油もあると思う」札幌西区のクリーニング店です。原油価格の高騰で値上げの打撃を受けているのはガソリンだけではありません。ここでは主に石油系の洗剤で汚れを落としています。ほかにも多くを「油」に依存しています。服をつるすハンガー、それを覆うポリ袋。そして、営業で使うクルマも「油」が使われます。(大五ドライクリーニング・斉藤健司さん)「3月に一度値上げはしたが重油の高騰で全然追いつかない」このクリーニング店では利用客のことを考えると再び値上げはできないと、社内で省エネ委員会を立ち上げて節約に努め、厳しい状況を乗り切ろうとしています。
2007年7月25日水曜日
ミートホープ社 破産手続き開始 札幌地裁苫小牧支部
【苫小牧】札幌地裁苫小牧支部は十八日、牛ミンチ偽装事件など一連の食品製造に関する不正発覚で経営破たんし、十七日に自己破産を申請した苫小牧市の食肉加工製造卸会社「ミートホープ」(田中稔社長)の破産手続き開始を決定した。
これを受けて同日、田中社長と田中恵人専務、ミート社代理人の岡田秀樹弁護士、破産管財人となった大川哲也弁護士(札幌)が苫小牧市内で記者会見を行った。
大川弁護士は資産状況を早急に把握する意向を示した上で、「売掛金と在庫品が主な資産だが、返品されたものもあり、(売掛金の)回収は困難を極めるだろう」と述べた。
また、恵人専務は「負債は約六億七千万円とみているが、損害賠償額が出てきていないこともあり、最終的な負債は現時点で分からない」と話した。第一回の債権者集会は十一月二十日に同支部で開催される。
田中社長は「消費者に不安を与えて申し訳ない。私の不徳の致すところ。何とおわびしていいか分からない」と話した。
(北海道新聞より引用)
これを受けて同日、田中社長と田中恵人専務、ミート社代理人の岡田秀樹弁護士、破産管財人となった大川哲也弁護士(札幌)が苫小牧市内で記者会見を行った。
大川弁護士は資産状況を早急に把握する意向を示した上で、「売掛金と在庫品が主な資産だが、返品されたものもあり、(売掛金の)回収は困難を極めるだろう」と述べた。
また、恵人専務は「負債は約六億七千万円とみているが、損害賠償額が出てきていないこともあり、最終的な負債は現時点で分からない」と話した。第一回の債権者集会は十一月二十日に同支部で開催される。
田中社長は「消費者に不安を与えて申し訳ない。私の不徳の致すところ。何とおわびしていいか分からない」と話した。
(北海道新聞より引用)
2007年7月18日水曜日
有朋高移転訴訟 「学習権侵害せず」 生徒の訴え退ける 札幌地裁判決
単位制・通信制の道立有朋高(札幌市北区)の移転手続きに違法な点があったなどとして、移転に反対する父母や生徒、市民計百八人が、高橋はるみ知事や道教委に、移転決定の取り消しや移転にかかわる公金支出の差し止めなどを求めた住民訴訟の判決が十二日、札幌地裁であった。坂本宗一裁判長は「手続きは適法で、裁量の逸脱もない」として、訴えを退けた。
判決理由で、坂本裁判長は「通学時間が長くなるとしても、生徒の通学を困難にするとはいえず、学習権の侵害には当たらない」と述べた。その上で、原告側の「生徒らの意見も聞かずに郊外への移転を決めたことは、憲法が定めた学習権を侵害している」との主張を退けた。
訴えなどによると、道教委は二○○二年、校舎の老朽化を理由に、当時札幌市中央区にあった有朋高を同市北区屯田の住宅用団地「季実(きみ)の里」へ移転する計画を決定。計画決定前に意見を言う機会がなかった生徒や父母らは「利便性が低下する」として再考を求めた。しかし、道教委が新校舎着工に踏み切ったため、生徒らは○四年十一月に提訴。
道教委は判決を待たずに今年五月、同校を移転した。
(北海道新聞より引用)
判決理由で、坂本裁判長は「通学時間が長くなるとしても、生徒の通学を困難にするとはいえず、学習権の侵害には当たらない」と述べた。その上で、原告側の「生徒らの意見も聞かずに郊外への移転を決めたことは、憲法が定めた学習権を侵害している」との主張を退けた。
訴えなどによると、道教委は二○○二年、校舎の老朽化を理由に、当時札幌市中央区にあった有朋高を同市北区屯田の住宅用団地「季実(きみ)の里」へ移転する計画を決定。計画決定前に意見を言う機会がなかった生徒や父母らは「利便性が低下する」として再考を求めた。しかし、道教委が新校舎着工に踏み切ったため、生徒らは○四年十一月に提訴。
道教委は判決を待たずに今年五月、同校を移転した。
(北海道新聞より引用)
2007年6月22日金曜日
YOSAKOI閉幕 天舞龍神、初のV4
第十六回YOSAKOIソーラン祭り(組織委員会主催)は十日、札幌市内の各会場で最後の演舞を行い、五日間の幕を閉じた。「YOSAKOIソーラン大賞」には「新琴似天舞龍神(てんぶりゅうじん)」(札幌市)が選ばれ、史上初の四連覇を達成した。期間中はおおむね晴天に恵まれ、最終日は一時雨が降ったものの、各会場には多くの観客が詰め掛けた。
祭りのクライマックスは中央区大通西八会場で行われたファイナルコンテスト。一次審査を通過した十チームと、シード権を持つ新琴似天舞龍神の計十一チームが競演。三味線の生演奏や衣装の変身を織り交ぜるなどした気合のこもった演舞で、詰め掛けた観客を魅了した。
祭りの最後には、札幌出身の歌手、大黒摩季さんが登場。千人余りの学生スタッフとステージ上で歌声を響かせ、フィナーレに花を添えた。
今年は台湾、米国を含む三百四十一チーム、約四万三千人(主催者発表)が参加。初の市外会場となった夕張市を加えた計三十会場で、熱気あふれる舞を披露した。
(北海道新聞より引用)
祭りのクライマックスは中央区大通西八会場で行われたファイナルコンテスト。一次審査を通過した十チームと、シード権を持つ新琴似天舞龍神の計十一チームが競演。三味線の生演奏や衣装の変身を織り交ぜるなどした気合のこもった演舞で、詰め掛けた観客を魅了した。
祭りの最後には、札幌出身の歌手、大黒摩季さんが登場。千人余りの学生スタッフとステージ上で歌声を響かせ、フィナーレに花を添えた。
今年は台湾、米国を含む三百四十一チーム、約四万三千人(主催者発表)が参加。初の市外会場となった夕張市を加えた計三十会場で、熱気あふれる舞を披露した。
(北海道新聞より引用)
2007年6月20日水曜日
2007年6月16日土曜日
矢臼別演習場の本格調査 イトウ産卵床31カ所 砂防ダムの影響懸念
【別海】陸上自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町など)内の風蓮川水系にこの四月、イトウの産卵床が三十一あったことが、道立水産ふ化場の川村洋司主任研究員(57)の二日までの調査で分かった。演習場内の同水系の本格調査は初めて。農地開発を免れた自然の豊かさが立証された形だが、演習場内では砂防ダムが次々と造られており今後、急速な環境悪化も懸念される。
調査は昨年、北大大学院生の野本和宏さん(27)が、演習場内の三カ所で産卵床と稚魚を初確認したことを受けて実施。四月以降、札幌防衛施設局が川村研究員とともに調査を進めている。
三十一カ所のうち、二十七カ所は魚道が設けられている砂防ダムのある川で見つかった。他の四カ所は、魚道がなかったり、あっても不便なダムの川にあった。
イトウは淡水魚だが、サケ科。親魚は産卵の際、川を遡上(そじょう)し、上流の直径三センチ前後の小石のある川床に産卵する。ダムがあると、川を上り下りできず産卵の阻害要因となる。
調査の中で、川村研究員は、産卵に適した川床も点検。もしダムがなく自由に移動できれば、約百カ所で産卵できたはずとの試算も出した。
釧根地方はかつてイトウが数多くいたが、現在は風蓮川や別寒辺牛川、釧路川などに数百匹生息する程度。農地開発で森林を伐採し、土砂が川を汚染したためとされる。演習場はほとんどが森林だが、防衛予算がつくため汚染防止の砂防ダムが十五基あり、さらに増やす計画だ。
川村研究員は「演習場内には産卵適地がたくさんある。ダムに魚道を設けても将来、土砂が堆積(たいせき)すると利用しづらくなる。ダムがなければサクラマスなど他の魚の産卵も増えるはず」と指摘している。
(北海道新聞より引用)
調査は昨年、北大大学院生の野本和宏さん(27)が、演習場内の三カ所で産卵床と稚魚を初確認したことを受けて実施。四月以降、札幌防衛施設局が川村研究員とともに調査を進めている。
三十一カ所のうち、二十七カ所は魚道が設けられている砂防ダムのある川で見つかった。他の四カ所は、魚道がなかったり、あっても不便なダムの川にあった。
イトウは淡水魚だが、サケ科。親魚は産卵の際、川を遡上(そじょう)し、上流の直径三センチ前後の小石のある川床に産卵する。ダムがあると、川を上り下りできず産卵の阻害要因となる。
調査の中で、川村研究員は、産卵に適した川床も点検。もしダムがなく自由に移動できれば、約百カ所で産卵できたはずとの試算も出した。
釧根地方はかつてイトウが数多くいたが、現在は風蓮川や別寒辺牛川、釧路川などに数百匹生息する程度。農地開発で森林を伐採し、土砂が川を汚染したためとされる。演習場はほとんどが森林だが、防衛予算がつくため汚染防止の砂防ダムが十五基あり、さらに増やす計画だ。
川村研究員は「演習場内には産卵適地がたくさんある。ダムに魚道を設けても将来、土砂が堆積(たいせき)すると利用しづらくなる。ダムがなければサクラマスなど他の魚の産卵も増えるはず」と指摘している。
(北海道新聞より引用)
2007年6月11日月曜日
札信販が社名変更 エスコートカードに
クレジットカード道内大手の札幌信用販売(札幌)は三十日、社名を七月から「エスコートカード」に変更することを決めた。創立から五十年目を迎えたのに合わせて札幌の名前を外し、道内同業者との差別化や全道展開の強化を目指す。
札信販は一九五八年に設立。道内同業者に比べ早くから札幌以外の地域で営業に力を入れ、現在は会員約四十三万人のうち札幌以外が三分の二を占めるという。今年四月には滝川営業所を新設しており社名変更で各地域への浸透を狙う。札信販は七月から新デザインのカードを発行する予定。
(北海道新聞より引用)
札信販は一九五八年に設立。道内同業者に比べ早くから札幌以外の地域で営業に力を入れ、現在は会員約四十三万人のうち札幌以外が三分の二を占めるという。今年四月には滝川営業所を新設しており社名変更で各地域への浸透を狙う。札信販は七月から新デザインのカードを発行する予定。
(北海道新聞より引用)
2007年6月7日木曜日
道「対応に過失ない」 教諭性的暴行訴訟 地裁初弁論
中学時代に約一年半にわたり、三十代の男性教諭=児童福祉法違反の罪などで服役中=から性的暴行を受けた道東在住の十代女性と両親が、元教諭と当時の校長、道、地元自治体に対し、約一億五百万円の損害賠償を求めた民事訴訟の第一回口頭弁論が二十四日、札幌地裁(阿部雅彦裁判官)であった。被告側はいずれも請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
被告側のうち、道は答弁書で「国家賠償法に基づく元教諭への使用者責任は否定しないが、事件をめぐる道の対応に過失はなかった」などと主張した。
訴えによると、女性は自宅や学校内で元教諭から繰り返し性的暴行を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった。
(北海道新聞より引用)
被告側のうち、道は答弁書で「国家賠償法に基づく元教諭への使用者責任は否定しないが、事件をめぐる道の対応に過失はなかった」などと主張した。
訴えによると、女性は自宅や学校内で元教諭から繰り返し性的暴行を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった。
(北海道新聞より引用)
2007年6月6日水曜日
再生目指しサクラなど植樹 大黒摩季さんも参加
【夕張】財政再建団体となった夕張市に二万本のサクラやモミジを植え、地域再生を図る「しあわせの桜ともみじ」プロジェクトが二十五日スタートし、市内の石炭の歴史村公園内で記念植樹会が行われた。藤倉肇市長や高橋はるみ知事のほか、札幌出身で歌手の大黒摩季さんも参加、新曲「桜ごころ」を初披露した。
事業は、家具インテリアチェーン大手の「ニトリ」(札幌、似鳥昭雄社長)が企画。計画によると、二○一一年度までにサクラとモミジをそれぞれ一万本植える。本年度はサクラ三千本とモミジ千本を同公園周辺に植える。初日は千三百本を市民らが植え、それぞれ記念のネームプレートをつけた。
藤倉市長は「サクラとモミジが夕張に夢を希望を与えてくれた」とあいさつ。六月三日には夕張市内で、女優の吉永小百合さんらによる植樹会も行われる。
(北海道新聞より引用)
事業は、家具インテリアチェーン大手の「ニトリ」(札幌、似鳥昭雄社長)が企画。計画によると、二○一一年度までにサクラとモミジをそれぞれ一万本植える。本年度はサクラ三千本とモミジ千本を同公園周辺に植える。初日は千三百本を市民らが植え、それぞれ記念のネームプレートをつけた。
藤倉市長は「サクラとモミジが夕張に夢を希望を与えてくれた」とあいさつ。六月三日には夕張市内で、女優の吉永小百合さんらによる植樹会も行われる。
(北海道新聞より引用)
2007年6月3日日曜日
5ゼネコン札建協脱会 「非常に残念だ」 伊藤道建設業協会長が不快感表明
北海道建設業協会の伊藤義郎会長(伊藤組土建会長)は二十三日、札幌市内で記者会見し、三月末で大成建設(東京)や鹿島(同)など国内大手のスーパーゼネコン五社が傘下の札幌建設業協会(札建協)から脱会したことについて、「この地域で建設事業を行うものは会員であるべきだ」などと述べ不快感を表明した。
会見は伊藤会長側の申し入れで急きょ開かれたもので、こうした形で会見するのは異例。
ゼネコン五社の脱会理由が談合イメージの払拭(ふっしょく)にある点について、伊藤会長は、「建設業協会は(談合の)誤解を受けるような団体ではない。なぜそういうことにつなげるのか非常に残念だ」と苦言を述べた。
さらに、災害が起きた場合、道内十一地域の建設業協会が迅速に復旧に当たるという協力協定を道と結んでいることを挙げ、「建設業協会として社会に貢献することは当然」と強調した。
行政との連携や法令の徹底を図るためには、業界として共同で対応することが必要との考えを示した。
(北海道新聞より引用)
会見は伊藤会長側の申し入れで急きょ開かれたもので、こうした形で会見するのは異例。
ゼネコン五社の脱会理由が談合イメージの払拭(ふっしょく)にある点について、伊藤会長は、「建設業協会は(談合の)誤解を受けるような団体ではない。なぜそういうことにつなげるのか非常に残念だ」と苦言を述べた。
さらに、災害が起きた場合、道内十一地域の建設業協会が迅速に復旧に当たるという協力協定を道と結んでいることを挙げ、「建設業協会として社会に貢献することは当然」と強調した。
行政との連携や法令の徹底を図るためには、業界として共同で対応することが必要との考えを示した。
(北海道新聞より引用)
2007年6月1日金曜日
秀作並ぶ春の院展 札幌で開幕
日本画の第六十二回春の院展(日本美術院、北海道新聞社主催)が二十二日、札幌市中央区の三越札幌店(南一西三)で始まった。
約百四十点を展示。同人では、平山郁夫さんが青い月夜に浮かぶモスクを描いた「朧(おぼろ)月夜」を、旭川出身の福井爽人さんは「惜夢」で淡い青で建物と猫を幻想的に表現した。
道内からの入選は三作で、泉谷文代さん(室蘭)の「春遠く」、高幣佳代さん(札幌)の「積もりゆく」、中野邦昭さん(同)の「雪の日の月」と、いずれも雪を描いている。
二十七日までの午前十時-午後八時(最終日は午後六時まで)。高校生以上七百円、中学生以下無料。
(北海道新聞より引用)
約百四十点を展示。同人では、平山郁夫さんが青い月夜に浮かぶモスクを描いた「朧(おぼろ)月夜」を、旭川出身の福井爽人さんは「惜夢」で淡い青で建物と猫を幻想的に表現した。
道内からの入選は三作で、泉谷文代さん(室蘭)の「春遠く」、高幣佳代さん(札幌)の「積もりゆく」、中野邦昭さん(同)の「雪の日の月」と、いずれも雪を描いている。
二十七日までの午前十時-午後八時(最終日は午後六時まで)。高校生以上七百円、中学生以下無料。
(北海道新聞より引用)
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