2007年6月7日木曜日

道「対応に過失ない」 教諭性的暴行訴訟 地裁初弁論

 中学時代に約一年半にわたり、三十代の男性教諭=児童福祉法違反の罪などで服役中=から性的暴行を受けた道東在住の十代女性と両親が、元教諭と当時の校長、道、地元自治体に対し、約一億五百万円の損害賠償を求めた民事訴訟の第一回口頭弁論が二十四日、札幌地裁(阿部雅彦裁判官)であった。被告側はいずれも請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
 被告側のうち、道は答弁書で「国家賠償法に基づく元教諭への使用者責任は否定しないが、事件をめぐる道の対応に過失はなかった」などと主張した。
 訴えによると、女性は自宅や学校内で元教諭から繰り返し性的暴行を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった。

(北海道新聞より引用)

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