第十六回YOSAKOIソーラン祭り(組織委員会主催)は十日、札幌市内の各会場で最後の演舞を行い、五日間の幕を閉じた。「YOSAKOIソーラン大賞」には「新琴似天舞龍神(てんぶりゅうじん)」(札幌市)が選ばれ、史上初の四連覇を達成した。期間中はおおむね晴天に恵まれ、最終日は一時雨が降ったものの、各会場には多くの観客が詰め掛けた。
祭りのクライマックスは中央区大通西八会場で行われたファイナルコンテスト。一次審査を通過した十チームと、シード権を持つ新琴似天舞龍神の計十一チームが競演。三味線の生演奏や衣装の変身を織り交ぜるなどした気合のこもった演舞で、詰め掛けた観客を魅了した。
祭りの最後には、札幌出身の歌手、大黒摩季さんが登場。千人余りの学生スタッフとステージ上で歌声を響かせ、フィナーレに花を添えた。
今年は台湾、米国を含む三百四十一チーム、約四万三千人(主催者発表)が参加。初の市外会場となった夕張市を加えた計三十会場で、熱気あふれる舞を披露した。
(北海道新聞より引用)
2007年6月22日金曜日
2007年6月20日水曜日
2007年6月16日土曜日
矢臼別演習場の本格調査 イトウ産卵床31カ所 砂防ダムの影響懸念
【別海】陸上自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町など)内の風蓮川水系にこの四月、イトウの産卵床が三十一あったことが、道立水産ふ化場の川村洋司主任研究員(57)の二日までの調査で分かった。演習場内の同水系の本格調査は初めて。農地開発を免れた自然の豊かさが立証された形だが、演習場内では砂防ダムが次々と造られており今後、急速な環境悪化も懸念される。
調査は昨年、北大大学院生の野本和宏さん(27)が、演習場内の三カ所で産卵床と稚魚を初確認したことを受けて実施。四月以降、札幌防衛施設局が川村研究員とともに調査を進めている。
三十一カ所のうち、二十七カ所は魚道が設けられている砂防ダムのある川で見つかった。他の四カ所は、魚道がなかったり、あっても不便なダムの川にあった。
イトウは淡水魚だが、サケ科。親魚は産卵の際、川を遡上(そじょう)し、上流の直径三センチ前後の小石のある川床に産卵する。ダムがあると、川を上り下りできず産卵の阻害要因となる。
調査の中で、川村研究員は、産卵に適した川床も点検。もしダムがなく自由に移動できれば、約百カ所で産卵できたはずとの試算も出した。
釧根地方はかつてイトウが数多くいたが、現在は風蓮川や別寒辺牛川、釧路川などに数百匹生息する程度。農地開発で森林を伐採し、土砂が川を汚染したためとされる。演習場はほとんどが森林だが、防衛予算がつくため汚染防止の砂防ダムが十五基あり、さらに増やす計画だ。
川村研究員は「演習場内には産卵適地がたくさんある。ダムに魚道を設けても将来、土砂が堆積(たいせき)すると利用しづらくなる。ダムがなければサクラマスなど他の魚の産卵も増えるはず」と指摘している。
(北海道新聞より引用)
調査は昨年、北大大学院生の野本和宏さん(27)が、演習場内の三カ所で産卵床と稚魚を初確認したことを受けて実施。四月以降、札幌防衛施設局が川村研究員とともに調査を進めている。
三十一カ所のうち、二十七カ所は魚道が設けられている砂防ダムのある川で見つかった。他の四カ所は、魚道がなかったり、あっても不便なダムの川にあった。
イトウは淡水魚だが、サケ科。親魚は産卵の際、川を遡上(そじょう)し、上流の直径三センチ前後の小石のある川床に産卵する。ダムがあると、川を上り下りできず産卵の阻害要因となる。
調査の中で、川村研究員は、産卵に適した川床も点検。もしダムがなく自由に移動できれば、約百カ所で産卵できたはずとの試算も出した。
釧根地方はかつてイトウが数多くいたが、現在は風蓮川や別寒辺牛川、釧路川などに数百匹生息する程度。農地開発で森林を伐採し、土砂が川を汚染したためとされる。演習場はほとんどが森林だが、防衛予算がつくため汚染防止の砂防ダムが十五基あり、さらに増やす計画だ。
川村研究員は「演習場内には産卵適地がたくさんある。ダムに魚道を設けても将来、土砂が堆積(たいせき)すると利用しづらくなる。ダムがなければサクラマスなど他の魚の産卵も増えるはず」と指摘している。
(北海道新聞より引用)
2007年6月11日月曜日
札信販が社名変更 エスコートカードに
クレジットカード道内大手の札幌信用販売(札幌)は三十日、社名を七月から「エスコートカード」に変更することを決めた。創立から五十年目を迎えたのに合わせて札幌の名前を外し、道内同業者との差別化や全道展開の強化を目指す。
札信販は一九五八年に設立。道内同業者に比べ早くから札幌以外の地域で営業に力を入れ、現在は会員約四十三万人のうち札幌以外が三分の二を占めるという。今年四月には滝川営業所を新設しており社名変更で各地域への浸透を狙う。札信販は七月から新デザインのカードを発行する予定。
(北海道新聞より引用)
札信販は一九五八年に設立。道内同業者に比べ早くから札幌以外の地域で営業に力を入れ、現在は会員約四十三万人のうち札幌以外が三分の二を占めるという。今年四月には滝川営業所を新設しており社名変更で各地域への浸透を狙う。札信販は七月から新デザインのカードを発行する予定。
(北海道新聞より引用)
2007年6月7日木曜日
道「対応に過失ない」 教諭性的暴行訴訟 地裁初弁論
中学時代に約一年半にわたり、三十代の男性教諭=児童福祉法違反の罪などで服役中=から性的暴行を受けた道東在住の十代女性と両親が、元教諭と当時の校長、道、地元自治体に対し、約一億五百万円の損害賠償を求めた民事訴訟の第一回口頭弁論が二十四日、札幌地裁(阿部雅彦裁判官)であった。被告側はいずれも請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
被告側のうち、道は答弁書で「国家賠償法に基づく元教諭への使用者責任は否定しないが、事件をめぐる道の対応に過失はなかった」などと主張した。
訴えによると、女性は自宅や学校内で元教諭から繰り返し性的暴行を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった。
(北海道新聞より引用)
被告側のうち、道は答弁書で「国家賠償法に基づく元教諭への使用者責任は否定しないが、事件をめぐる道の対応に過失はなかった」などと主張した。
訴えによると、女性は自宅や学校内で元教諭から繰り返し性的暴行を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった。
(北海道新聞より引用)
2007年6月6日水曜日
再生目指しサクラなど植樹 大黒摩季さんも参加
【夕張】財政再建団体となった夕張市に二万本のサクラやモミジを植え、地域再生を図る「しあわせの桜ともみじ」プロジェクトが二十五日スタートし、市内の石炭の歴史村公園内で記念植樹会が行われた。藤倉肇市長や高橋はるみ知事のほか、札幌出身で歌手の大黒摩季さんも参加、新曲「桜ごころ」を初披露した。
事業は、家具インテリアチェーン大手の「ニトリ」(札幌、似鳥昭雄社長)が企画。計画によると、二○一一年度までにサクラとモミジをそれぞれ一万本植える。本年度はサクラ三千本とモミジ千本を同公園周辺に植える。初日は千三百本を市民らが植え、それぞれ記念のネームプレートをつけた。
藤倉市長は「サクラとモミジが夕張に夢を希望を与えてくれた」とあいさつ。六月三日には夕張市内で、女優の吉永小百合さんらによる植樹会も行われる。
(北海道新聞より引用)
事業は、家具インテリアチェーン大手の「ニトリ」(札幌、似鳥昭雄社長)が企画。計画によると、二○一一年度までにサクラとモミジをそれぞれ一万本植える。本年度はサクラ三千本とモミジ千本を同公園周辺に植える。初日は千三百本を市民らが植え、それぞれ記念のネームプレートをつけた。
藤倉市長は「サクラとモミジが夕張に夢を希望を与えてくれた」とあいさつ。六月三日には夕張市内で、女優の吉永小百合さんらによる植樹会も行われる。
(北海道新聞より引用)
2007年6月3日日曜日
5ゼネコン札建協脱会 「非常に残念だ」 伊藤道建設業協会長が不快感表明
北海道建設業協会の伊藤義郎会長(伊藤組土建会長)は二十三日、札幌市内で記者会見し、三月末で大成建設(東京)や鹿島(同)など国内大手のスーパーゼネコン五社が傘下の札幌建設業協会(札建協)から脱会したことについて、「この地域で建設事業を行うものは会員であるべきだ」などと述べ不快感を表明した。
会見は伊藤会長側の申し入れで急きょ開かれたもので、こうした形で会見するのは異例。
ゼネコン五社の脱会理由が談合イメージの払拭(ふっしょく)にある点について、伊藤会長は、「建設業協会は(談合の)誤解を受けるような団体ではない。なぜそういうことにつなげるのか非常に残念だ」と苦言を述べた。
さらに、災害が起きた場合、道内十一地域の建設業協会が迅速に復旧に当たるという協力協定を道と結んでいることを挙げ、「建設業協会として社会に貢献することは当然」と強調した。
行政との連携や法令の徹底を図るためには、業界として共同で対応することが必要との考えを示した。
(北海道新聞より引用)
会見は伊藤会長側の申し入れで急きょ開かれたもので、こうした形で会見するのは異例。
ゼネコン五社の脱会理由が談合イメージの払拭(ふっしょく)にある点について、伊藤会長は、「建設業協会は(談合の)誤解を受けるような団体ではない。なぜそういうことにつなげるのか非常に残念だ」と苦言を述べた。
さらに、災害が起きた場合、道内十一地域の建設業協会が迅速に復旧に当たるという協力協定を道と結んでいることを挙げ、「建設業協会として社会に貢献することは当然」と強調した。
行政との連携や法令の徹底を図るためには、業界として共同で対応することが必要との考えを示した。
(北海道新聞より引用)
2007年6月1日金曜日
秀作並ぶ春の院展 札幌で開幕
日本画の第六十二回春の院展(日本美術院、北海道新聞社主催)が二十二日、札幌市中央区の三越札幌店(南一西三)で始まった。
約百四十点を展示。同人では、平山郁夫さんが青い月夜に浮かぶモスクを描いた「朧(おぼろ)月夜」を、旭川出身の福井爽人さんは「惜夢」で淡い青で建物と猫を幻想的に表現した。
道内からの入選は三作で、泉谷文代さん(室蘭)の「春遠く」、高幣佳代さん(札幌)の「積もりゆく」、中野邦昭さん(同)の「雪の日の月」と、いずれも雪を描いている。
二十七日までの午前十時-午後八時(最終日は午後六時まで)。高校生以上七百円、中学生以下無料。
(北海道新聞より引用)
約百四十点を展示。同人では、平山郁夫さんが青い月夜に浮かぶモスクを描いた「朧(おぼろ)月夜」を、旭川出身の福井爽人さんは「惜夢」で淡い青で建物と猫を幻想的に表現した。
道内からの入選は三作で、泉谷文代さん(室蘭)の「春遠く」、高幣佳代さん(札幌)の「積もりゆく」、中野邦昭さん(同)の「雪の日の月」と、いずれも雪を描いている。
二十七日までの午前十時-午後八時(最終日は午後六時まで)。高校生以上七百円、中学生以下無料。
(北海道新聞より引用)
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