2008年4月5日土曜日

道陶芸会が米で記念展 結成40年、実演も

道内のプロの陶芸家約三十人でつくる北海道陶芸会(前野右子会長)は、十一日から米・オレゴン州ポートランド市で、結成四十年の記念展を開く。二〇〇九年にはオレゴンの陶芸家との共同作品展を札幌で開催予定で、陶芸を通じた両地域の交流が深まりそうだ。
 前野会長(石狩市)が数年前、姉妹都市交流で札幌を訪れていたポートランド市民と知り合ったのがきっかけで、オレゴン州の陶芸家約四百人でつくる、オレゴン陶芸家協会とつながりができた。
 記念展は十一日から二十六日まで、ポートランドのワシントン公園内にある日本庭園パビリオンで開く。二十五日から二十七日までは、別会場で開催するオレゴン協会作品展の一角にも専用ブースを設け、出品する。
 作品は計約五十点。期間中は道陶芸会の十数人がポートランド入りし、制作実演などのワークショップも行う。
 また〇九年六月には、札幌芸術の森美術館で、両団体の共同作品展を開催する。
 同会四十周年記念事業の実行委員で皆空窯(上川管内美瑛町)を主宰する南正剛さんは「北海道の作陶技術を伝え、アメリカの作品から刺激を受け、有意義な交流にしたい」と話している。

(北海道新聞より引用)

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